平成27年の自分の収入は、課税対象の分がパート勤務の収入、共済年金、厚生年金基金からの年金合わせて約107万円、それ以外に非課税の障害者基礎年金がありますが、課税対象分の金額からいうと本来自分は確定申告をする必要はありません。

ところが、65歳が過ぎているという年齢的なものと自分が抱えている病気、障害等に係る諸手続きにあたって、申請書への添付書類として課税証明書(自分の場合は非課税証明書)が必要とされる場合が多々あります。この書類は市町村の窓口で発行されるのですが、発行してもらう為には収入の申告をしておく必要があります。

その手続きとしては市町村の窓口に行って申告書類を書いて、それに収入額、控除額を証明する書類(例えば源泉徴収票や社会保険料や各種保険料の納付書、災害保険の控除額証明書といったもの)を持参して確認してもらう必要が生じます。健常の方でも面倒で大変なのに障害を持つ自分はより大変な事から、何かいい方法がないものなのか考えました。

本来であれば専門家である税理士に確定申告代行を依頼すれば良いのですが、内容が複雑な訳ではないので、まずは自分でやることにしました。

そこで考えついたのが、国税の電子申告(e-tax)です。国税の税務署に確定申告をすれば、その資料が自動的に市町村に送られる事になっているし、電子申告はパソコンの必要な環境さえ合えば自宅で出来るのでわざわざ市町村の窓口に出向く必要はない訳です。

そこでパソコンで電子申告をする為にどうすればいいのか、国税局のホームページで調べました。

するといくつか必要なもののある事が分かりました。それは住基ネットカード、電子証明書、それにカードリーダという電子機器の3つです。

「結局市町村の窓口に行く必要がある訳か」と思ったのですが、一度揃えてしまえば後はそれを利用出来るから、2年目からは自宅に居ながらパソコン操作だけでいいのだからと考えて頑張って揃えました。

そしてぶっつけ本番だとまごつくかも知れないと思い、ホームページで入力方法を確認すると、実際に数字を入力する前に設定をして利用者番号をもらったりする必要がある事が分かりました。

これをしておかないと手続きが出来なかった訳でやはり簡単ではないなと、個人情報なので当たり前と言えば当たり前ですが、とにかく何とか下準備はしました。

2月16日、いよいよ確定申告開始日、パソコンに向かい練習した通り入力して行きました。

途中ちょっとまごついた場面がありましたが、それでも慎重に慎重に数字を入力し、全部入力し終わって内容を確認し、「よしOK」最後の送信ボタンをクリックしました。

これで一応確定申告は終了したはずですが、担当の税務署にデータが届いて受付してくれない事には話にならないので、時間をおいてから確認画面で確かめたところ、間違いなく受付されていました。

これで確定申告は済んだのですが、最初に何度か市町村に足を運ぶ必要があったのと、住基ネットカード、電子証明書の発行、カードリーダの購入の為に初期費用が4000円程かかりました。

元々非課税の自分が自宅で居ながら可能な電子申告の為に何度か市町村の窓口に足を運び、おまけに4000円もかけた、ちょっと複雑な心境ではありました。しかし一度準備してしまえば後はよさそうなので今後も電子申告は続けるつもりです。

但し電子証明書だけは有効期限が3年なので、再交付の際窓口に行く必要はありますが、その後新たに発行されるマイナンバーカードにも電子証明書が付くようなので、その時次第で対応するつもりです。